酸素検知剤は密封包装容器内に同封されている脱酸素剤が酸素を吸収する事で作り出す脱酸素状態を変色で指示する製品です。低温下で変色確認が遅くなってしまう要因と温度5℃下での変色時間データをご紹介します。
金属検出機は一般的に使用されている鉄系タイプの酸素検知剤付では検出されてしまいます。この技術資料では、検出感度の低い酸素検知剤付有機系(非鉄系)タイプの特性をご説明します。
様々な食品に使用した酸素検知剤変色速度事例集
有機系(非鉄)脱酸素剤と酸素検知剤が一体型になり、包装後、金属検出機を使用した異物混入対策と脱酸素確認の両方が出来ます。(冬場、低温下での変色速度試験データも掲載しています)
酸素検知剤付脱酸素剤を使用する事で、出荷前に酸素検知剤の変色(ピンク色)に よって脱酸素状態の検品が全数可能になります。冬場(低温下)の変色スピードが速く短時間で変色の確認が可能に。
マイクロピンホール、トンネルシール等を気づかずに出荷し、カビ発生クレームの事例が見られます。酸素検知パウダーにより微小な箇所からの空気流入も発見する事ができます。